武庫川渓谷 JR福知山線廃線敷ハイキング JR生瀬駅からJR武田尾駅へ

2017年1月10日

溝滝尾トンネルと第2武庫川橋梁

こんにちは、山歩(@sanpo_yamaaruki)です。

今回は、2017年1月9日に、武庫川渓谷沿いのJR福知山線廃線敷を歩いてきました。2016年に自己責任を原則としたハイキングコースとして一般開放されたので、以前との違いを見に肌寒い中でのハイキング。もう少し温かくなってから歩くのが良いですね。

武庫川の渓谷沿いに続く約4.7㎞の廃線敷は、原形を残した廃線敷の価値を損なわない範囲でJR西日本が安全対策工事を実施し、平成28年11月15日から、利用者の自己責任を原則としたハイキングコースとして一般開放されました。

コース内には6つのトンネルや3つの橋などの鉄道遺構が当時とほとんど変わらぬ姿で残っており、桜や紅葉のシーズンには多くの行楽客でにぎわいます。

武田尾の廃線跡地図

参照:ヤマレコ

参考コースタイム

JR生瀬駅(15分)>>廃線敷入口(120分)>>廃線敷入口(15分)>>JR武田尾駅
所要時間  約2時間30分  歩行距離  約8km

JR生瀬駅から親水公園へ

JR生瀬駅
JR生瀬駅からスタートします。


駅の近くには、スーパーがあるので簡単な食べ物は入手可能です。

廃線敷入口
176号線沿いを歩くこと約15分で廃線敷入口に到着です。


武庫川渓谷に沿って歩きます。


橋梁から


一つ目の「北山第1トンネル」 319mと2番目に長いトンネルです。真っ暗なので、ヘッドランプや懐中電灯は準備してくださいね。


岩山が見どころでしょうか。


生瀬駅からスタートすると休憩場所が少ないエリアが続きますよ。


冬場は寒々とした感じですね。


二つ目の北山第2トンネルになります。トンネルの長さは413mで、一番長くなります。

溝滝尾トンネル
三つ目の溝清尾トンネル。トンネルの長さは149m。

溝滝尾トンネルと第2武庫川橋梁
三つ目のトンネルをぬけると橋梁が見えてきました。


トンネル入口の日が入るところはいいんですが、その先は闇です。


三つ目の第2武庫川橋梁になります。以前は枕木が残る橋の上は危険なのでフェンスで囲われて、橋梁の左側に歩道があったんですが、橋の真ん中に変わってますね。


橋梁を渡るとすぐにトンネルが見えますね。


四つ目の長尾山第1トンネルになります。トンネルの長さは306m


親水広場になります。階段を登ると「桜の園」があり、春になると「さくら」が、秋になると「紅葉」がオススメです。

親水広場では、武庫川の河岸に下りて遊んだり、休憩したりできます。温かくなるとちょうどいい感じでしょうね。今日は肌寒いので、少し休憩して進みました。

親水公園からJR武田尾駅へ


五つ目の長尾山第2トンネル。トンネルの長さは147m 反対側が明るく見えますね。このトンネルは明かりがなくても何とか歩けそうですね。


6つ目の長尾山第3トンネル。トンネルの長さは91mになります。このトンネルが一番短いんですが、少し曲っているので反対側が見えませんね。


最後のトンネルをぬけると少し広場がありました。


廃線敷入口を過ぎて駅近くの駐車場になります。


丁度電車がトンネルをぬけて駅に入って来ました。


坂を登ると武田尾駅に到着です。

もう少し歩いて、武田尾温泉まで行くと日帰り入浴ができますよ。源泉かけ流しの大浴場・露天風呂の入浴を楽しむことができるようです。
この日は、そのまま帰りましたけどね。

安心して歩けるように整備され、適度な距離とアクセスの良さ、そして武庫川渓谷の自然を、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉と、季節ごとに景色の変化が楽しめるのも魅力だと思います。

休憩場所は武田尾駅側に多くあるので、武田尾駅から鉄橋まで歩いてUターンされるのも良いかと思います。

トンネル内は照明がないので、ヘッドライトや懐中電灯は必ず持参してくださいね。