筑波山は、広い関東平野の東部、茨城県つくば市の北端にある標高877mの山。西側の男体山(標高871m)と東側の女体山(877m)の2つの峰を持っています。男体山頂まではケーブルカーを、女体山頂まではロープウェイを使えば簡単に山頂にたどり着くことができ、子供からお年寄りまで、誰でも山頂近くからの景色を見ることができます。
こんにちは、今日もゆったり山歩きのご紹介です。
今回は、2019年3月30日に筑波山を周回コースで歩いてきました。「西の富士、東の筑波」と富士山と並び称される筑波山ですが、日本百名山の中でも、標高が低く、比較的気軽に登山が楽しめる山のようです。
登りは、筑波山神社から白雲橋コースを経由し酒迎場分岐より迎場コースでつつじヶ丘駅へ、つつじヶ丘駅からおたつ石コースを女体山山頂、男体山山頂へ
下りは、御幸ヶ原コースです。
筑波山神社へ
こちらは「市営第3駐車場」です。今日は時間も早いようで車は10台程度です。
「市営第3駐車場」前のトイレです。
筑波山の登山コースマップです。
駐車場から筑波山神社を目指します。
下り道の途中で「神社方面近道」がありました。鳥居まで降りずにショートカットできます。
筑波山神社へ
筑波山神社で本日の安全を祈願
筑波山神社から酒迎場分岐へ
コースは筑波山神社の拝殿に向かって右側になります。
お土産屋と神社の間を抜けて行きます。
白雲橋を渡ると、一度住宅がある道に出ます。「女体山頂、つつじヶ丘」の案内板を頼りに、間違えないように歩いてください。
少し登ると女体山頂の案内板と綺麗な花が咲いていました。
ここにも道の脇に綺麗な花が咲いていました。
小さな石の鳥居をくぐると登山道に変わります。
コース序盤は、木で整備された階段で歩きやすい登山道を緩やかに登っていきます。
周りはたくさんの樹木が生い茂って、森林浴も楽しめます。
酒迎場分岐へ到着です。わかりやすい看板があるので、迷うことはないでしょう。
酒迎場分岐からつつじヶ丘駅へ
迎場コースは緩やかな登りが続きます。
休憩所が所々になります。
「迎場コース D-4」
道の先が開けるともうすぐつつじヶ丘。ロープウェイの姿が見えるかも。
酒迎場分岐から約1.6km。ここからおたつ石コースで女体山頂を目指します。ロープウェイで一気に女体山頂へ上がることもできます。
つつじヶ丘駐車場はまだ1台も止まっていませんでした。
ここが「おたつ石コース」のスタートです。
つつじヶ丘駐車場も薄っすらと霧に被われています。
「おたつ石コース C-0」 女体山頂まで1.7km
スタートから急な登りが続きます。
休憩できるベンチがならんでいます。
ベンチからの眺めですが、晴れていれば景色がよいのでしょうが・・・
登山道にはベンチや東屋が所々にあり、休憩ができます。
東屋の近くに雉が歩いています。
歩いていると近寄って足にまとわりついてきます。
登っていると、後ろをついてきます。
ここが散歩の限界のようです。ここからは登ってこようとしませんでした。
「おたつ石コース C-2」
広場にでてきました。
木のベンチが並ぶ休憩場所。ここでゆっくりと休憩ができます。
ここは白雲橋との合流地点「弁慶茶屋跡」になります。
「白雲橋コース B-3」 ここで白雲橋コースに合流です。
弁慶茶屋跡から女体山頂へ
大きな岩が挟まった所を通過します。
振り返ると「弁慶七戻り」の看板がありました。ここから奇岩・怪石が続きます。
大きな岩の横を通って登ります。
「高天原」の案内が。
筑波山神社の摂社「稲村神社」があります。
「母の胎内くぐり」岩を抜けることで、罪穢の無い清い心身に立ち返るそうです。
私も岩を抜けて・・・ 清い心身になれたでしょうか?
振り返ると全体が見えました。
「白雲橋コース B-4」
「陰陽石」陰と陽、相反する二つの巨大な岩が寄り添うようにそびえ立っています。
女体山頂 標高750m
ガスにおおわれて道の先が見えませんね。
「白雲橋 B-5」
「出船入船」石の姿がまるで出てゆく舟と入ってくる船が並んでいるように見えるようです。
「裏面大黒」大黒様が大きな袋を背負っている後姿に見えるそうです。
少し前に人が歩いているんですが、ガスで見えませんね。
目の前に大きな岩が現れました。天にそびえたつ岩で、天空に輝く北斗星のように、決して動かないことを意味するようです。
「白雲橋 B-6」
「標高800m」
分岐で左に曲がりコースをいったんそれます。
「屏風岩」まるで屏風のように見えることから名付けられたようです。
「白雲橋 B-7」
「大仏岩」大仏のように見える高さ15mの巨岩がそびえ立っています。
建物が見えてきました。
標高877mの女体山頂に到着。男体山より6mほど高くなっています。
女体山頂は広くなっています。
三角点にタッチ
「天浮橋(あめのうきはし)」神代の昔、イザナギ、イザナミの神様が「天浮橋」に立ち、天の沼矛でかき回したところ、その矛の先からしたたりおちた塩で成った島が筑波山になったようです。
筑波山神社 女体山御本殿
今日の山歩きは終了です。
最後までご覧頂きありがとうございました。
明日もいい日でありますように。
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【コース紹介】
筑波神社入口(10分)>>筑波神社前(20分)>>分岐(50分)>>つつじヶ丘(50分)>>弁慶茶屋跡(50分)>>女体山(20分)>>御幸ヶ原(10分)>>男体山(10分)>>御幸ヶ原(25分)>>男女川源流(55分)>>宮脇(5分)>>筑波神社前(10分)>>筑波神社入口
コースタイム 5時間15分 / 距離 7.9km
参考:ヤマプラ
筑波山の天気
筑波山の地図
低い山ですが、ルートもたくさんあるため地図を準備してください。
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