富士山は山梨県と静岡県の境にそびえる標高3776メートル、日本で一番高い山です。日本第2位の北岳(3,193m)と比べても飛びぬけて高いことが分かります。
7月10日に須走・御殿場・富士宮ルートの登山道と山頂周回線歩道(通称:お鉢巡り)が全線開通となりました。
こんにちは、今日もゆったり山歩きのご紹介です。
今回は、2019年7月20日に富士山の富士宮口からプリンスルートを登ってきました。
プリンスルートとは、皇太子徳仁親王殿下が平成20年(2008年)8月7日から8日にかけて富士登山をされた折にご利用になったルートです。
水ヶ塚駐車場から富士宮口五合目へ
水ケ塚駐車場に車を停めて、出発の準備をします。
曇り空で、山頂は雲に被われていますが、今日の富士登山は快適に登って来ることが出来るのでしょうか?
夏季のマイカー規制期間中は、シャトルバスで五合目まで移動します。
1便目は5時13分 出発でした。
30分ほどバスに揺られて五合目に到着
五合目で1時間ほど、朝食を食べながら過ごします。
富士宮口五合目から六合目へ
富士宮口五合目 標高2400m ここからスタートです。富士山登山道の中で一番標高の高いところからのスタートです。
少し登った所にも公衆トイレがあります。チップ製100円
広く歩きやすい道が続きます。
山頂ははるか遠くに・・・
綺麗な花も咲いていました。
一つ目の山小屋が見えてきました。
六合目の雲海荘に到着 宝永山火口入口です。
雲海荘から見る景色 確かに雲海が見えますね。
お隣の宝永山荘
六合目から第一火口縁
六合目の山小屋を過ぎた分岐、ここから「宝永山遊歩道」を歩いて宝永山(プリンスルート)へ向かいます。
ほぼ同じ高度を移動する為、快適な山歩きができます。
山頂方面です。
山小屋を過ぎると道標が見えてきます。宝永山遊歩道 宝永山まで2.0km
第一火口縁から宝永第一火口
写真の右上のちっさい山が宝永山。中央のくぼみ辺りが第一火口底になります。
第一火口底に到着です。
宝永第一火口から宝永山へ
宝永山第一火口から宝永山馬の背までは、滑りやすい砂礫の斜面が続きます。
宝永山第一火口(標高2,420m)
火口内は砂地で滑りやすく、3歩進んで1歩下がる感覚で、登りは苦労します。
宝永山から馬の背へ
宝永山馬の背に到着です。真っ直ぐ宝永火口の縁に沿って道が見えますが、途中にロープがあるので右に曲がってください。
馬の背から走り(下り)六合
プリンス ルートを進みます。
振り返ると、宝永山第一火口を見下ろすことが出来ます。
ここで、御殿場ルートに合流します。
振り返ると、ルート標識が。左が御殿場口、右が富士宮口へ下ることが出来ます。
走り(下り)六合から七合目へ
ここから御殿場ルート六合目までは、コースロープが無い区間になります。明るいうちは目印を見つけやすいですが、暗くなると難しいと思いますね。夜間登山の方は充分に注意してくださいね。
御殿場ルート六合目。
標識を見ながら黙々と上ります。結構 雨が降ってるんですよ。
七合目から砂走館へ
砂走館から赤岩八合館へ
赤岩八合館から八合目へ
八合目から銀明水へ
銀明水 頂上のわずかな落差によって湧く御霊水です
銀明水から駒ヶ岳へ
駒ヶ岳(浅間ヶ岳)
富士山頂上浅間大社奥宮に到着です。
今日の山歩きは終了です。
最後までご覧頂きありがとうございました。
明日もいい日でありますように。
【コース紹介】
富士宮口五合目(25分)>>六合目(10分)>>第一火口縁(10分)>>宝永第一火口(50分)>>2647m地点(10分)>>宝永山(10分)>>馬の背(15分)>>走り(下り)六合(71分)>>七合目(20分)>>砂走館(50分)>>赤岩八合館(25分)>>八合目(70分)>>銀明水(5分)>>駒ヶ岳(20分)>>3765m地点(4分)>>剣ヶ峰(3分)>>3765m地点(30分)>>3693m地点(16分)>>久須志神社(2分)>>下山道標識(5分)>>大日岳(26分)>>銀明水(5分)>>駒ヶ岳(30分)>>九合五勺(25分)>>九合目(30分)>>八合目(35分)>>元祖七合目(35分)>>新七合目(25分)>>小平地(小屋跡)(15分)>>六合目(15分)>>富士宮口五合目
コースタイム 11時間32分 / 距離 13km
参考:ヤマプラ
富士山の天気
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