こんにちは、山歩(@sanpo_yamaaruki)です。
今回は、2020年1月5日(日)に、京都の愛宕山にある『総本宮 愛宕神社』へ「火迺要慎」(ひのようじん)のお札を頂に、お参りしてきました。
全国に約900社を数える愛宕神社の本社として、京都市最高峰の霊山である愛宕山上に鎮座しています。
新年の初登山、天気予報もいいですし、お札をもらいに登ってきたんですが、事前の確認も役に立たず、思いがけぬ山歩きになりました。
清滝から水尾分かれへ

清滝の有料駐車場さくらや駐車場【清滝】に今回も止めました。駐車料金 1,200円 天気は残念ながら小雨です。

案内に沿って歩きます。

愛宕神社の入口にある「二の鳥居」です。一の鳥居は歩いて20分ほど嵐山側にありますよ。

山頂神社まで4km 登山者への注意喚起

「水分ヨシ!塩分ヨシ!体調ヨシ!トイレなし!」 1/40

この看板は愛宕山参道の救助の目安で、100m間隔で設置してあるので、これを目安に登っていけます。
立て札にはひと言メッセージが書かれていて面白いものもありますよ。

倒木は昨年と変わらずですね。
愛宕山 山頂の愛宕神社へ火迺要慎のお札を頂きに拝登してきました。

「ここは愛神社の境内ですから全面禁煙です」2/40

唯一の水場になります。ただ登り始めてすぐなのでなかなか使うことはないですが。

コップも一緒に置いてますよ。

「山道でくわえタバコ ダメ」3/40

石の階段が続きます。昨年も同じところから撮ってました。

「足元注意! 胸元チューイ」4/40

古い瓦が綺麗に積まれています。

「町ぐるみ 職場ぐるみ 防火のそなえ」5/40



「あなたの注意 山火事守る フチューイで家は家事」6/40


「軽装はけがのもと」7/40

20丁目 一文字屋跡 愛宕ケーブルが開通してからは、ケーブル「愛宕駅」の駅舎の2階で営業していたそうです。

石垣の崩れもそのままです。


「あっ!!危ない 何が?」8/40

「二合目」の案内が! 今まで気づきませんでした。

「初期消火 だれでも消せる小さな火」9/40

看板の位置も変わってました


「火の用心」10/40



「この看板は 救助の目安 大切に」11/40

参道横の倒木に薄っすら雪が積もっています。


「愛の炎は燃やしでも山は燃やすな!」12/40

「愛宕神社表参道の丁石」

25丁目 なかや跡 愛宕ケーブルが開通した昭和初期に渡猿橋の畔へ移転したとのこと

25丁目には 休憩できる東屋があるよ。

「来たれ!!嵯峨分団へ 只今団員募集中!!」13/40

「火遊びはヤッちゃイケない ヤラせない」14/40

周りに少しずつ雪が見えてきました!


「火の用心 急な坂道気をつけて」15/40

少しずつ、雪が増えているような気がします。

「そこはダメ!! そこはダメなのアブないわ」16/40


「美しい山 守るは皆の力」17/40


「タバコのポイ捨てヤメテ!!」18/40 昨年割れていたのが新しくなってますね。

30丁目 水口屋跡 昨年傾いていた電柱が建て直されていました。

ここも昨年と変わりませんね。


「ちょっと一息無理せず休けい」19/40

この広場も薄っすらと雪に被われています。

「火事と救急119」20/40 ここまでで半分登ってきましたよ。

京都の町がうっすらと見えました。


「我家は 今年も無災害」21/40

「すぐ右下の大木のミツバチ注意」22/40


「火遊びはヤ・メ・テ」23/40


「谷間に見とれて堕ちるなよ」24/40


「見つけよう!!ひとり一人の愛宕山」25/40 この看板も新しくなってますね。

せっかくなので小さな小さな雪だるまを作ってみました。


「「おのぼりやす」「お下りやす」変わす挨拶 火の用心」27/40

愛宕山のかわらけ投げ 落語の演目にも「愛宕山」と言うものがあるそうです。かわらげ投げに興ずる様子が生き生きと描かれてるとのこと。


「火を付けた私の責任最後まで」28/40

清滝とJR保津峡駅の分岐点 私はJR保津峡駅へは下ったことがないのですが。

「カラッカラッすぐに燃えるよ山の神」29/40 撮り忘れたので昨年の写真ですが・・・ なにか。

「あと少しで水尾別れです」30/40

水尾分かれに到着です。ここでは東屋で休憩ができますよ。
水尾分かれから旧ケーブルカー駅舎跡へ

愛宕神社へそのまま登ってもいいのですが、愛宕山ケーブルカー山頂駅の廃墟へ寄ってみることにします。

廃墟までは入口を間違えなければ、わかり易い道が続いています。


ケーブルカー山頂駅の廃墟に到着です。

誰も足を踏み入れていない、ひっそりとした空間です。

自分一人の足跡だけが

ケーブルカーの跡が残っています。

しばらく居ましたが、雪の降りも強くなってきたので、愛宕神社に急ぐことにします。
水尾分かれから愛宕神社へ



「山登り 軽い気持ちが落とし穴」31/40 昨年とは変わっているような・・・

ハナ売場跡 火伏の神花樒の売場。毎日樒の葉を1枚ずつ、オクドさん(竈)にくべると火事にならないと言われ、竈がなくなった今でも多くの人が買い求める姿を見ることができます。


「駆け抜けろ!!俺のアドレナリン!」32/40


「あなたの注意 山火事守る」33/40 この看板も新しくなっていますね


「山林防火で豊かな自然環境」34/40 これも昨年の看板です。

2の鳥居を過ぎた所で見た看板と同じですね。

「捨てないで ちゃんと家まで連れてって」35/40




「なあ ゴミ子 家でお前を待ってるぜ」36/40

「あと少し!! 山頂まで頑張ろう」37/40



「中年ハイカー 気をつけて!!」38/40

山門が見えてきました!


「あっ!!危ない!!」39/40 山門脇にあるのですが、昨年はツララが落ちそうで危なかったですね。



「おつかれさま!!神社まで300m」40/40


「火廼要慎」41/40

石灯籠が並ぶ参道です。

最後の石段を登ります。




今日の愛宕神社の気温は「-2度」でした。

神社へ参拝

愛宕神社では薪ストーブがある休憩所があって、ほっこり休憩できます。
愛宕神社から清滝へ

愛宕神社へ参拝する人が絶えませんね。

雪が積もった石段を滑らないように、慎重に下ります。


水溜りも氷っています!

想定外の雪だったので、参道を戻ることにしました。

下りは楽ですね。山門まですぐです。


石段を気をつけて下ります。

はな売場

水尾別れ


30丁目の水口屋跡

25丁目のなかや跡と東屋


20丁目 一文字屋跡

壷割坂 名前の由来が・・・ 割った人は大丈夫だったのでしょうか? と考えてしまいます。



愛宕神社の入口にある「二の鳥居」に戻ってきました。
愛宕神社のお札を頂き、今年初の雪道歩きも楽しめたので満足できました。
最後までご覧頂きありがとうございました。
明日もいい日でありますように。
コース紹介

参照:ヤマレコ
参考コースタイム
清滝(120分)>>水尾分かれ(40分)>>愛宕神社(30分)>>水尾分かれ(90分)>>清滝
コースタイム 4時間40分 /距離 8.5km
参考:ヤマプラ
愛宕山の地図
山と高原地図 京都北山 (山と高原地図 47)
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